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第4章のまとめ第4章 プロスペクト理論と損失回避 章末テスト(全15問)
対象: レッスン4-1〜4-5 ・ 目安 7分 ・ 制限時間なし
第4章「プロスペクト理論と損失回避」で学んだ内容を、まとめて確かめるテストです。レッスンが混ざった順番で出題します。最後に、間違えた問題のレッスンへのリンクが出ます。
Q1. 期待効用理論で、選択肢を比べるときに使うものはどれですか。
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正解: 2. それぞれの結果の良さ(効用)に確率をかけて足した合計
ポイントは「良さ×確率を足す」ことです。金額ではなく、その人にとっての良さを使うところが期待値との違いです。
Q2. プロスペクト理論では、人は結果を何で評価すると考えますか。
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正解: 2. 参照点からの得と損
最終的な額が同じ問題でも、得と損のどちらに見えるかで選択が変わりました。惜しいのは1つめで、総額で評価するのは期待効用理論の考え方です。
Q3. Tversky & Kahneman(1992)の実験で、「半々の確率で100ドル失う」賭けを受けるのに必要とされた勝ちの額(中央値)に最も近いものはどれですか。
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正解: 2. 約200ドル
中央値は202ドルで、負けの約2倍でした。損と得が同じ100ドルでは、多くの人は受けないのがポイントです。
Q4. 1992年の研究で示された確率の重みづけとして、正しいものはどれですか。
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正解: 1. 小さな確率を実際より重く、中くらいから大きな確率を実際より軽く扱う
ここがポイントです。小さな確率は重く、中くらいから大きな確率は軽くなります。その結果、真ん中あたりの確率の差には鈍くなります。
Q5. アジアの病気問題で、「400人が亡くなる」という言い方をされたグループでは、多くの人がどちらを選びましたか。
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正解: 2. 3分の1の確率で誰も亡くならない、賭けの対策
ここがポイントです。損の言い方をされると、78%が賭けの対策Dを選びました。得の言い方では、逆に72%が確実な対策Aを選んでいます。
Q6. ベルヌーイが「効用は金額に比例しない」と考えた理由として、正しいものはどれですか。
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正解: 1. 同じ金額を得ても、貧しい人にとっての意味のほうが大きいから
惜しい選択肢もありますが、ベルヌーイは持っているお金の量に注目しました。多く持つ人ほど、同じ額から得る良さは小さくなります。
Q7. 原典の実験で「80%で4000失う」か「確実に3000失う」かを選んでもらうと、多数派はどちらを選びましたか。
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正解: 1. 80%で4000失う賭け
92%が賭けを選びました。得の場面では確実なほうが選ばれたのと逆になります。ここがポイントで、これを反射効果と呼びます。
Q8. 損失回避の強さについて、本文の内容と合うものはどれですか。
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正解: 2. 知識や経験が多い人ほど、損失回避が弱いという報告がある
2020年の研究がそう報告しています。強さは人や場面で変わり、2018年の反論のあとも議論は続いています。決着はまだついていません。
Q9. 1979年の論文で、「20%で4000」と「25%で3000」から選ぶ問題では、多くの人はどちらを選びましたか。
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正解: 2. 20%で4000(確実がないと好みが逆転した)
65%が「20%で4000」を選びました。「確実に3000」なら80%が確実を選んだのに、確実がなくなると好みが逆転します。確実性効果の例です。
Q10. マクニールらの1982年の研究でわかったことはどれですか。
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正解: 2. 「生きている確率」で示すと、手術が選ばれやすくなった
生存の言い方のほうが手術が選ばれやすく、この傾向は医師を含む3つのグループすべてに見られました。惜しかった人は、向きを表で確かめておきましょう。
Q11. 貯金の少ない若手社員が、成果しだいで年収が大きく上下する仕事より、少し低くても安定した給料の仕事を選びました。期待効用理論ではどう説明できますか。
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正解: 3. 収入が大きく減ったときの痛手が大きいので、安定のほうが期待効用が大きくなる、と説明する
ここがポイントです。お金が少ない人ほど、減ったときの痛手が大きくなります。そのため、平均が少し低くても安定した選択肢の期待効用が大きくなりえます。
Q12. ある地域のお店が、今年は赤字になりそうだと分かりました。プロスペクト理論から予想される、店主が陥りやすい判断はどれですか。
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正解: 1. 損の場面と感じて、大きな賭けに出たくなる
ここがポイントです。損の場面ではリスク追求が起きやすく、一発逆転を狙いたくなります。確実なほうを好むのは得の場面の傾向です。
Q13. 町内会で、ごみ減量の新しいルールを試す案が出ました。うまくいけば各家庭に年1000円が戻り、だめなら年1000円の負担が増え、どちらになるかは半々です。損失回避から予想される反応はどれですか。
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正解: 3. 同じ額でも損のほうが重く感じられ、反対が出やすい
ここがポイントです。同じ1000円でも、負担が増える痛みのほうが重く感じられます。賛成を集めるには、戻る額を大きくするなどの工夫が考えられます。
Q14. 店で家電を買うとき、「故障はめったにありませんが」と言われつつ延長保証をすすめられ、つい入りたくなりました。本文の考え方に合う見方はどれですか。
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正解: 1. 小さな故障の確率が心の中で重くなり、払ってでも避けたくなりやすい
小さな確率で損をする場面では、少し払ってでも避けたがるのでしたね。保険型のパターンです。入るかどうかは、平均するといくらの価値かを考えてから決めましょう。
Q15. 市役所から「この節電で、家の電気代が年に1万円減ります」と案内が来ました。このレッスンの考え方で、まずすべきことはどれですか。
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正解: 1. 「節電しないと、年に1万円多く払い続ける」と言い直し、中身を確かめてから考える
逆の言い方に置き換えると、言い方の印象と中身を分けて考えやすくなります。専門家も一般の人も、言い方の影響を受けることがわかっています。