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第5章のまとめ第5章 参照点と保有効果 章末テスト(全12問)
対象: レッスン5-1〜5-4 ・ 目安 6分 ・ 制限時間なし
第5章「参照点と保有効果」で学んだ内容を、まとめて確かめるテストです。レッスンが混ざった順番で出題します。最後に、間違えた問題のレッスンへのリンクが出ます。
Q1. 参照点の説明として、最も適切なものはどれですか。
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正解: 1. 損か得かを判断するときに比べる基準
参照点は、結果を比べる「ものさし」です。今の状態だけでなく、期待・目標・他人との比較も参照点になります。
Q2. Kahneman, Knetsch & Thaler(1990)の実験1で、マグカップの売り手が求めた金額(中央値)は、買い手が払う金額と比べてどうでしたか。
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正解: 2. 約2倍だった
売り手は5.25ドル、買い手は2.25〜2.75ドルで、約2倍でした。取引をくり返しても差は縮みませんでした。
Q3. サミュエルソンとゼックハウザーの実験で、現状維持バイアスがあると言えるのはどの結果ですか。
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正解: 1. 同じ選択肢でも、今のままの位置に置かれると多く選ばれた
中身が同じでも「今のまま」として示されると選ばれやすくなりました。示し方だけで選び方が変わったことがポイントです。
Q4. セイラーの浜辺のビールの質問で、高級ホテルと古びた食料品店とで払ってよい額が変わったのはなぜですか。
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正解: 2. 買う場所によって「ふつうの値段」の感覚、つまり参照価格が違ったから
浜辺で飲むビールは同じでした。違ったのは、その店ならこのくらいという参照価格です。味の違いではない点が、ここがポイントです。
Q5. 約952万件のマラソン完走記録を調べた研究で見られた傾向はどれですか。
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正解: 2. 切りのいいタイムの直前にゴールする人が多い
たとえば2時間59分台の完走者は、3時間0分台より51.4%多くいました。切りのいいタイムが目標、つまり参照点になっていると考えられます。
Q6. 実験6・7で、「マグカップかお金か」を選ぶ人の評価は、どちらに近かったですか。
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正解: 2. 買い手に近かった
惜しい人もいたかもしれません。選ぶ人の評価は買い手に近い値でした。違いを生んだのは、すでに手にしているかどうかでした。
Q7. 現状維持バイアスと損失回避のつながりとして、正しいものはどれですか。
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正解: 1. 今の状態を基準にすると、変えて手放すものが損として重く見える
惜しい選択肢は3つめです。損失回避は大きな理由ですが、原典は乗り換えの手間や後悔を避けたい気持ちなども理由に挙げていました。
Q8. 消費者庁の価格表示ガイドラインで、過去の値段を「当店通常価格」として示すときの一般的な目安に合うものはどれですか。
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正解: 2. セール開始前の8週間のうち、半分を超える期間その値段で売っていた
目安は8週間の過半です。ただし過半でも、通算2週間未満などの場合は「最近相当期間の価格」とはいえないとされます。
Q9. 地域のリサイクル回収で、A町内会は「500kg」の目標を立てて480kg、B町内会は目標を立てずに400kg集めました。参照点の考え方から予想される受け止め方はどれですか。
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正解: 2. 目標に届かなかったA町内会のほうが、がっかりしやすい
惜しいのは「量が多いほうが満足」と考えることです。目標が参照点になると、480kgは「20kg足りない」という損に感じられやすくなります。
Q10. 引っ越しで家具を手放すことになり、地域のリユース掲示板に出しました。保有効果から考えて、気をつけるとよいことはどれですか。
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正解: 1. 自分の物なので、相場より高い値をつけたくなりやすい
ここがポイントです。持ち主は手放す損を重く感じ、高い値をつけがちです。「持っていなかったら、いくらで買うか」と考えると、売れる値に近づけます。取引に慣れた人ではむしろ弱いという研究がありました。
Q11. Aさんは10年前に契約したスマホの料金プランを、今も一度も見直していません。現状維持バイアスに気づいて判断するための問いとして、最も適切なものはどれですか。
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正解: 1. 今日はじめて選ぶとしたら、このプランを選ぶだろうか
今のままを基準にせず、まっさらな状態から選び直すつもりで比べると、偏りに気づきやすくなります。残りの2つは、今のままに引き寄せられた考え方です。
Q12. 家に使える電気ケトルがあるのに、店で「通常価格6,000円→3,000円」のケトルを見つけました。この講座の考え方に合う判断はどれですか。
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正解: 2. 元値を隠し、3,000円を払ってでも今これが必要かで決める
使えるケトルがあるなら、買えば3,000円の出費が増えるだけです。元値との差ではなく、今の値段と必要性で考えるのがポイントです。